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第41話 身を投げ出した父

Autor: 6jay
last update Fecha de publicación: 2026-09-25 08:00:45

八王子の霊園、納骨堂前の石段。秋の雨が激しく降る中、黒いレインコートの男が、懐から長い刺身包丁を抜いた。

「静江会長を牢屋に入れた報いだ! 息子の首から落としてやる!」

男は紗月と手をつないで階段を下りる悠真へ、まっすぐ突っ込んできた。

「悠真!」

紗月が抱きかばおうと体をひねったが、男のほうが近かった。怜司は悠真の肩を引き寄せ、紗月を横へ押し、自分の体で二人をふさいだ。

刃が左脇腹へ深く入り、男の手とともに抜けた。

「ぐっ……!」

押し殺した声が漏れた。怜司はうまく息ができないまま、片手で傷を押さえ、肩で男を突き飛ばした。紗月が悠真を抱いて石段の下へ退く間に、霊園の警備員と追いついた護衛が、男を取り押さえた。

「刃物を離してください! 119番しました!」

紗月の声とともに、一人が落ちた包丁を足で遠ざけた。怜司は血の染みる腹を押さえ、雨水のたまった地面へ膝をついた。血圧が下がり、視界が白くなる。それでも震える血まみれの手を伸ばし、悠真の頬を探した。

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Comentarios (2)
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6jay
あっ、申し訳ございません。修正いたします。 アップロードの順番が間違っていましたね。
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eg dogoo
前の章と入れ違ってると思うんだけど
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